2010年6月20日日曜日

コアレスモータの特性を計測3

  前々回に試した方法で, もう少しちゃんとデータをとってみました.

  モータに直列にR=0.68Ωの抵抗をつないでその両端電圧V_Rとモータの両端電圧V_Mを計測しました.

    電流 I = V_R / R
    発生起電力 V_n = V_M - R_M * I




  回転数についてはFC-100の1000fpsでがんばってカウントする...

  結果, 以下のように回転数nに対する発生起電力V_nの関係を得ることができ, 予想以上にきれいに直線にのりました. なかなか信頼できるデータではないでしょうか.


  ただし, 回転数が増加すると摩擦トルクが大きいらしく, 以下のようにnの増加に伴って電流Iが増加します. 高回転で回すと効率がよくなるとは単純には言えなさそうですね.

2 件のコメント:

福井 さんのコメント...

図が消えてませんか?

ちょっと考えてみると,
I-nグラフについて,ちょっと考えてみると,
切片が生まれているだけで後は直線ならなんとなくそうなのかなぁと思います.
が,二次形式っぽいかんじでおちるのが謎です.
摩擦って不思議.

kojima さんのコメント...

ご指摘ありがとうございます.図, 消えてました.

I-nについては実はモータ軸に貼り付けたテープによる空気抵抗がわりとはいってたりします. あとは偏心による振動が原因でしょうか.

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